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読了: 補給戦

時事ネタ(ブログ),読んだ本

昔々、一部上場企業の情シスやってた頃、バックヤードの重要性を訴えるために読んだ本。
リアル本しかないのがキツイけど。

その企業は、オーナーが一代で起こした会社で、田中(゜p゜)はこういうのが超人なんだろなー、と思ってオーナーのことを見てました。
その人は、企業の活動を戦争に例えるのが得意で、インターネットの隆興を、戦争で言う「空中戦」に例えてたのです。

確かに、地上戦、海上戦をローカルの闘いに例えるなら、グローバルで国境を超えて制圧するのは空中戦。
例えとしても、とても上手いこと言うし、オーナーが20年以上前にその事実に気づいてたことに驚愕しました。

この本は、そういう意味で言えば無力だった田中(゜p゜)のささやかな意趣返し。
要は、コアビジネスでは空中戦大事ですけど、兵站(補給)が戦略の要ですよ、ということを言いたかった。
もちろん、刺せる機会は訪れなかったのですけど。

戦争の歴史は、兵站(ロジスティクス)の歴史です。
WW2で日本軍が惨敗した例でも分かる通り、兵站を考えないものに勝利はないし、フロントの戦闘力よりも兵站のほうが戦略上重要だというのは、この本にて語られてます。

また、その技術?も進化してるのです。

企業も同じで、いかにフロントが強力でもバックヤードが支えない限りスケールしないし、軽視していれば、会社が大きくなればなるほどクビが締まる、戦略上重要なポジションであるはずです。
大きな会社のバックヤードが結局重く、大きくなるのは、結局の所フロント重視で突っ走ってカオスになった結果かなぁ、と。

中世の兵站て、常に「現地調達」だったんですよね。
なんとなくベンチャーのそれに似てる。なんて思いました。