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ITインフラエンジニアの今後とか

たいそうなタイトルですが、田中(゜p゜)は経済学者でもないし、それ系の専門家でもないので、本を読んだ受け売りとか、業界を見ていて思う知識を基に、今後ITインフラエンジニアがどうなるのか書いてみます。

結論言うと「ITインフラでモノ売りを生業としてる人はかなりヤバい」「日本という国の中ではITインフラに限らず緩やかに縮小傾向」なんじゃないかと思ってます。

グローバルで起こってること

クラウドソーシングのイラスト

これは完全に「The Shift」の受け売りです。

  • 先進国の労働人口は高齢化傾向で年金制度が破綻。働く期間は伸びていく。
  • 大企業は市場縮小と、株主からの拡大への圧迫により歪みが生じている
  • 人的/知的リソースがクラウド化し、流動性が増大してる
  • 中国は製造、インドはITのアウトソース先として台頭してきている
  • エネルギー政策により二酸化炭素税が適用されていく。

「The Shift」だと、先進国の大企業は行き詰って労働者はマーケットプレイス制(Amazonの物販みたいに、労働者の単価と、評価が★で表示される)に移行し、二酸化炭素税の適用により、リモートワークが拡大されて、働き方の自由度は高まるだろう、という予測を立ててます。

ただし個人個人がそのような選択を取っていった希望のある未来の場合、という条件付きですが。

日本という国の特性

グローバル化の何がヤバいかって、グローバルの労働者とガチンコで単価勝負を迫られる点に尽きるかと思われますが、日本という国の特性もあり、いきなりグローバル化の波が押し寄せてくるわけではないと思います。
だいたい5~10年遅れで日本に入ってくるというのがお決まりのパターンと言われていますが。

いきなり飲まれない理由は概ね以下です。

  1. 解雇に対しての規制が異常に厳しい
  2. 高齢者の発言力が強く、雇用制度がなかなか崩れない
  3. 日本語と英語(事実上の国際言語)の壁が高い

つまるところ、労働者がマーケットプレイスに出てたとしても、そもそも解雇規制が強く余剰人員をカットできないので企業側に買う余力はありませんし、英語と日本語の壁が高いためにコミュニケーションコストもかかります。

ITについては日本特有のコミュニケーション、カルチャーによるギャップに守られ、いきなりインドにアウトソースされてしまうことはないと思います。
ただ、英語を駆使して海外へのアウトソースするベンチャーなんかができて、格安でサービス提供するなんてビジネスモデルが当たればヤバいかもしれません。

製造業については、中国の台頭により、縮小傾向は続くと思われます。
結局のところITへの投資の出所なので、ITへの投資も縮小傾向になると思われます。

ITインフラエンジニアはどうか

グローバルの流れ、日本の事情を抑えたうえでITインフラエンジニアがどうなるのか、というのをまとめてみました。

  • そもそもITインフラ領域で日本は海外で戦えていないし、海外の労働者マーケットプレイスにITインフラのカテゴリがほぼないので、労働市場の流動性増大の影響は少ないと思われる。
    ※現地でしか仕事ができず、マーケットプレイスに合わないから?
  • ネットワーク、PCは縮小傾向ながらもしばらくは持つはず。現地に行く仕事はアウトソース難しいし。
  • サーバの「ハードウェア売り+セットアップ」、「ソフトウェア販売」はクラウドに食われて相当ヤバい

中点3つ目について。
そもそも「経営の人が見たITインフラ」に書いたように、ハードウェアの老朽化対応とソフトウェアのサポート切れ対応は、ITインフラの二大必要悪であり、これが排除できるクラウド化の出現により、グローバル化以前にハナからヤバいと思われます。

他の業界行ったほうがいいの?

花形でゴリゴリ稼ぎたい、というのであれば、その通りだと田中(゜p゜)は思います。
例えばITインフラ構築が生業の企業に行ったとしても、最終的なエンドユーザの認識が必要悪なのであれば、こういうジレンマから逃れることはできないです。

ただ、「花形ではない必要悪=食いっぱぐれがない」ということでもあります。
花形の業務は、利益に対してのプレッシャーがキツかったりとか、一発外すとそれだけでポシャったりしてしまうハイリスクハイリターンなのです。

どこに行ったって、どんな仕事をしたって、制約事項がつきものなので、その中でお給料上げたりとか、自分のやりたいことをやるというのは一種のゲームなので、割りきってゲームを楽しむ、という方が生産的だと思います。

まとめ

  • グローバルでは労働者の流動性が高まってるが、日本のITインフラエンジニアへの影響は少ない
  • ITインフラエンジニアはローリスク、ローリターンなので、一発当てるのは難しい
  • ゲームと割り切り、「やりたいことをやる」「給料を上げる」ために工夫するほうが生産的