G Suiteって美味しいの?

それって美味しいの? シリーズ第5弾。
このシリーズ続くんかいな、という不安はありますが、今回も田中(゜p゜)がG Suiteをナマクラ刀で切り捨てます。
いつものように今回も結論から。
ITインフラエンジニアにとって、G Suiteは美味しいのか?
うーん。あんまり美味しくない。
一長一短あるけど、田中(゜p゜)はOffice365にすると思う。
おそらく競合製品となるのはO365だと思いますが
田中(゜p゜)はオンプレのExchangeからG Suiteに移行したことありますけど、偉い人の強いこだわりなければ、O365にしてましたよ。
じゃあ何が違うのかというと、やっぱりOfficeスイートとしての機能がね…。
メールについては明確にGmail好きです。強力な検索機能をベースにしたラベルの概念は、メール管理の生産性を一から覆すものだと思う。補完機能も強力だし。
その他、ドライブ、ビデオ会議、その他のツールはどちらも遜色ないです。
やっぱり致命的に違うのはスプレッドシート、スライド、Docs。
G Suiteの何がしんどいかって言うと、
- そもそもMicrosoft製品に比べて機能が少ない。かゆいところに手が届かない。
- フォントの種類が少ない。おそらく日本語対応が優しくない。
- 図形描画の種類、機能が少ない
- PowerPointとファイル行き来すると体裁崩れる
- マクロが使えない(AppScriptはバージョン変わりすぎ)
というところでしょうか。
正直、フォント問題についてはGoogleが日本というマーケットにあまり力入れてないからかもしれない。海外ではマトモに使えてるのかもしれないけど、田中(゜p゜)住んでるの日本ですし。
あと、Googleの画像認識や、音声認識も日本語にあまり優しくないです。
最近ではIMEなんかも評判悪くなりつつあるようですが、田中(゜p゜)はそれほどでも。
正直、マネジメント寄りになってくると、Excel、PowerPoint、Wordに触れている時間が長くて、G Suiteによる生産性低下が無視できない量になってくるんですよね。
納品物の指定フォーマットってだいたいMSだし、技術者だとしても影響は免れない。
そもそも機能では劣っている上に、デファクトスタンダートのMSフォーマットに合わせるのにコストがかかる。これはしんどいの一言です。
ということで、今回はまとめもなく終わります。
むしろ、G Suiteの画期的な使い方してる人いたら教えて下さい。
app-script使って業務システム組んじゃったりとか。その後のサポートも気になりますが。
2020/09/11