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プロジェクトの愉快な仲間たち

ITインフラのプロジェクトが始まった時に参加してくる関係者と、田中(゜p゜)の持ってるイメージを適当に書いてみました。

記事の中でこの仲間たちに対するコメントありますが、田中(゜p゜)はこういうステレオタイプをイメージしているのだと思って下さい。

発注者側(お客様)

役員クラス(プロジェクト責任者)
プロジェクト内の絶対権力者。いわゆる受注者側のハイタッチ(上の方でゴニョゴニョやって丸め込む、丸め込まれる)の影の首謀者。大抵の意思決定権はここにあるので、パスがあるとプロジェクト運営がとても楽。技術を半端にかじってると、面倒なことを言ってくることも多い。

情報システム部門リーダー(プロジェクトマネージャ)
いわゆる中間管理職。田中(゜p゜)はこのポジションだったことありますが、イケてない受注者、メンバーの暴走、上からの圧力、エンドユーザの板挟みになって苦労するポジション。

情報システム部門メンバー
たいてい技術オタクか、やる気がないかのどちらか。予算に絡んでないので、唐突にプロジェクトに関係ないことにこだわって話を長引かせたりとか、実現の見込みない突拍子もないアイデアを持ちだしてPMを困らせることが多い。
このレイヤで引っかかったら、すぐその上の情報システム部門リーダーににエスカレーションして丸め込むのが吉。

コンサルタント
出来もしないことをいけしゃあしゃあと客の経営層に差し込んでしまういけ好かない連中。ITインフラエンジニアとはそもそも使う言葉が違うので、外人だと思うのが吉。ちなみに戦略コンサルタントはITインフラ案件なんてめったに出てこないので、たいてい見るのはITコンサルタント。

PMO
お客様側にいて、進捗会議とか、ステアリングコミッティとかに出てきて、プロジェクトのあるべき姿とかについて嫌な意味でありがたいコメントをくれる方。上記のコンサルタントがやったりすると、ウザさが更に増す。

受注者側

プロジェクト責任者
PMの上にいる偉い人。PMのラインマネージャであることが多い。大規模案件だと役員クラス担当となる。この人もハイタッチの首謀者。プロジェクトのキックオフと受入審査は、発注者側と受注者側の責任者がシャンシャンで終われることがプロジェクト成功の要因となる。

プロジェクトマネージャ
プロジェクトの成否に関わるキーパーソン。色々な能力が要求されるが、要するにこの愉快な仲間たちを上手く取りまとめ(ステークホルダマネジメント)てゴールに向かうのがミッション。あと、意思決定力、、技術力、交渉力、予算管理力、その他諸々の総合力が要求される。
この人に能力とやる気がないとプロジェクトはしぬ。

PM補佐(PMO)
プロジェクトマネージャの下にいて、プロジェクト管理の事務作業を手伝ったりしてる。会社によってはこのポジションをPMOと言ったりすることもあるようだ。

品質管理PMO
ごく形式的にプロジェクトの進捗や課題やリスクやコストなどを見て、プロジェクトのあるべき姿とかについて嫌な意味でありがたいコメントをくれる方々。実際はこの人達がお墨付き出した案件も炎上するし、責任取ってくれたりはしないので、時間の無駄

プロジェクトリーダ
だいたい5〜10名ほどのメンバーを取りまとめている長。いわゆる中間管理職で、プロマネ経由のお客様の無茶振りと、メンバーの暴走 or 怠惰のために苦労する。人間的にもこなれた人が多い印象。

プロジェクトメンバー
大抵は技術大好きっ子か、やる気のないおじさん。説明や、資料作りが苦手で、翻訳が必要になるケースがままある。間違えて客先の情報システムメンバーとウマがあったりすると、会議がひどく長引いたり、後始末に困ることが多い。
内訳はネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、PCエンジニア。

ネットワークエンジニア
概念図を書いてきてね、と言っても、必ず物理の機器を入れちゃうお茶目さん。VisualStudio大好きだが、要約してパワポ化したりする気は一切ないので、客に説明する時に困る。VSDなんて普通入れてねーし。尚、田中(゜p゜)はパワポで物理構成図書いたことあるけどしんだ
客との距離が相当ある技術領域だが、専門用語から抜けられないので、基本的には何を言ってるのかよく分からない。

サーバエンジニア
プロジェクトが大きくなればなるほど分裂、分業して増えていく不思議な存在。知ってるだけで「セキュリティ担当」「AD担当」「グループウェア担当」「ユニファイドコミュニケーション担当」「キッティング担当」「サーバー設定担当」「認証基盤担当」「仮想基盤担当」「共通基盤担当」「クラウド担当」「DB担当」「WEBサーバ担当」「ストレージ担当」「運用基盤担当」等々。
この人達が謎の用語を使ってお互いの責任分界点で譲り合わない様はまさに地獄

PCエンジニア
何故か職種としてあまり出てこない不幸な人達。ゴーストツールを使ってPCを量産するのが主なお仕事。稀にADの端末側ポリシーを決めてたりすることがある。

協力会社さん達

データセンター担当
データセンター構築の際に、スケジュールやラックの仕様、回線の引き込みについて調整する人。構築時の担当はいわゆるいい人が多いが、データセンターの運用ルールには厳しく、融通が効かない。運用フェーズになると、オペレーター出てくるが、夜間に緊急入館すると、上下スウェットで出迎えてくれたりする。

ファシリティ担当
サーバーのラッキングやネットワークの配線を手伝ってくれる人達。きちんと指示すればきちんとやってくれるが、適当に依頼しても気を利かせてくれたりはしない。あと、作業時間にうるさく、なかなか作業に融通が効かない。

ディストリビュータ/メーカー担当
本当に取り扱っている機器のことしか知らなかったりするので、他メーカーの比較表だったり、ユーザーのニーズを聞いたり、上流工程にからんだことを聞いても大抵が時間の無駄。素直に機器とサポート権を買うだけだと思って付き合ったほうが気が楽。
また、機器や製品が納期通りに納められたらラッキーだと思い、遅れることをを予め計画しておかないと痛い目にあう。

回線事業者
営業はとても調子が良く、気軽な気持ちで契約を迫ってくるが、実際長期の契約になるのでスゴイ金額になる。また、エンタープライズ担当しているエンジニアはほぼ、確実に、技術面、管理面ともにイケてないのでとても苦労する。
回線の納期はたいてい鯖を読んでるので、「実際どうなの?」などと聞いてみるとか、上の方から圧力かけて納期の短縮を図るのがポイント。

スマホ担当
回線業者とセットになってMDM等のサービスを売ったり作ったりする存在。何故か回線業者よりもさらにキラキラしたことを言ってくるが、実際は売ってるサービスの仕様に縛られ、ユーザには息苦しいサービスしか提供できない。
大量のスマホを納期までに収めるのがメインミッション。



2020/09/12