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田中(゜p゜)、ヒートアップしすぎて出禁

クラウドSIベンチャーを1年足らずで退職してしまった田中。次はリスクをなるべく取らないよう、インフラの上流工程のSESを生業とする企業に転職しました。
ま、それはそれで色々な課題を抱えておったのですが・・・。

その記念すべき?最初の案件がこちら。

案件内容

  • タイトル: 某一部上場人材系企業 情報系サービス基盤 更改案件
  • 案件規模: 5年 10億 弱? メンバー20人
  • 田中(゜p゜)のポジション: 顧客側PMO

経緯

この案件は、某人材系企業の情報系サービス基盤の全面更改で、データセンターのロケーション以外のAD、VDI基盤、仮想サーバ基盤、等々の入れ替えがメインの重ための案件でした。

国内のかなり名のあるベンダーが要件定義、構築フェーズを対応中でしたが、客先側のCTOが癖のある人でプロジェクトのハンドリングに苦戦しており、支援してくれ、と言われたのがキッカケで田中(゜p゜)入場。

契約はなぜか顧客と直でラッキー。
ただし、上手い話には裏があるということで。

この「クセのある」に嫌な予感はしてましたが、この案件もまた、プロジェクトのハンドリングにもかなりの課題あり、炎上一歩手前、という状況でした。

ポイントは以下。

  • WBSが実態を表してない。というかアウトプットベースになってなくて、タスクが並べてあるだけ。
  • 課題管理表が更新されておらず、何にフォーカスしていいのか分からない。
  • PMは、「やってますやってます」「あ、それ漏れてました」を連発する
  • プロジェクトメンバーは優秀だったが、PMが鈍足なため、足踏みする日々を過ごしてた。
  • (コレは予想通りだったけど) 顧客側はCTOは、マイクロマネジメント派でかつエモーショナル。「どーしてくれるんだよ!」と週三回のPMO会議で怒鳴られる

田中(゜p゜)はPMのいたならさをフォローしつつ、同じ境遇の情報システム部門リーダー(若いのに部長さん)と仲良くなり、プロジェクトの適正化を実施。

正直、WBSは全部見直したし、課題管理表もなんか田中(゜p゜)がずーーっと更新してた。何度言っても治らないし、プロジェクトのカオス化が進んでいく一方なので。
本来はベンダーの役割だよ?

あとネットワークエンジニアが例の「資料作り+会話」が苦手な人だったんで、移行計画書のフレームと中身のほとんどを田中(゜p゜)が作った。
これもベンダーの役割だよ?

そのうち、スケジュールも回らなくなって、PMの上長までフルアサインされる始末。
週三回のPMO会議はCTOになじられる一方なのでキツかったなー。

失敗の内容

プロジェクトのステコミ(ステアリングコミッティ:顧客・ベンダー側の責任者間で進捗を共有するヤベぇ会議)で、田中(゜p゜)がキレてしまい、机叩きながら「やってねーじゃねーか!!!」と叫んでしまった

原因

クラウドで課題管理してたから、更新履歴とかだいたいわかるので、定量化して実績は知ってた。

「課題管理表、更新しましょうね」というのをPMに数百回は言ってたが、改善されずステコミで「実績ベースだと、田中(゜p゜)が300件課題管理表更新してるのに、PMさんとそのメンバーは数十件ですよね?」と詰めてみた。。

PMの回答は「やってますやってます」の一点張り。
その回答に田中(゜p゜)ガチギレ。

※いつもキレてません。5年に1度あるかないかです。

結果

経緯はともかく、ステコミというやべェ場所でキレちゃったのは大問題であり、結局田中(゜p゜)は当該ベンダーの仕事は一切受けられないことになった。

要するに出禁。

あと、田中(゜p゜)の上長が後始末に奔走したらしい。このあたり、今後の改善のためにも、やったことをきちんと聞かせて欲しいとお願いしたのですが、上の方でゴニョゴニョやっており、自社にも不信感

どーでもいいが、その後も田中(゜p゜)がベンダーがなおざりにしてた運用設計などをフォローし続け、最終的には一部スケジュール延長などはあったものの、期日通りにサービスイン

ベンダーは遅延した部分のスコープを対応すべく居残り。田中(゜p゜)は役目を終えて退場。
やることはやったと思うものの、なんとも後味の悪い案件だった。

反省点

何にせよ、キレてしまったのは最悪。
淡々と詰め続ければ良かった。

あと根本的な問題として、田中(゜p゜)はプロジェクトに深く関わり過ぎたのだと思う。なんとかプロジェクトを納期に間に合わせたいという思いも強すぎた。

このあたりは、自分がPMをやっていた時の責任感とかが悪い方向に作用していた。
あくまでPMOだし、PMのタスクまで抱え込む必要はなかった。

結局のところ、ストレス貯まり過ぎでキレてしまったので、責任分界点を超える時は、影響を検討し、周囲に共有した上で踏み込むようにしたいなー、と思いました。

2020/09/15